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2009年06月06日

感動屋


先週のことです。所属する塾の一つで小学六年生の漢字コンクールというものがありました。


毎週20問の漢字をテストし、数ヶ月に一度、合計100問のテストをするというものです。


きちんと毎回勉強している子は毎回のテストで19〜20点を取ってくれるのですが、そうでない子は10点にも満たない時があります。


漢字は努力が一番反映されるもの


であることを口を酸っぱくして言い聞かせ、点数の低い子、もしくはこちらの指定回数よりも少ない回数で宿題をやってきた子、明らかに授業直前にやったと見られる乱雑なノートの子にはペナルティとして回数を増やして宿題を出してきました。


とはいえ、やはり


やらない子はやらない


のです。特に漢字コンクール直前は範囲全部(300問)を一回ずつという形で出していたので。できている子とそうでない子の差が激しくなりました(点数も宿題ノートの出来も)。


宿題が出来なかった子には


じゃあどうする?


と質問することにしています。すると彼らは、


もう一回追加してやってくる


と言います。


・・・が、次の授業の時には当然のようにやってこない・・・これが漢字コンクール直前まで続きました。
さすがにキレて・・・というか呆れて・・・


あのな・・・


ええ加減にせえ!!!


・・・っていうんは簡単やねん(すでに言っているのですが)。けど、ショックなんは君らが約束を守られへんかったことや。そりゃ急な用事が入って出来へんこともあるかもしれへん。だから「どうする?」って聞いてる。それを当たり前のように守られへん。


軽く考えてもらったら困るで。君らが「次までにこうする」って言うたことやねんから、ボクはそれを「信頼」して受け入れてるねん。ボクは君らよりもいろいろな経験があるから言わせてもらうけど、人間って言うのはそうやって「信頼」を失っていくねん。そのうちに誰も君らのことを相手にしてくれなくなるで。


と、小学生にはかなり酷なことを言ってしまいました。


で、今週・・・


授業前に皆が競ってノートを持ってきました。当然きっちりとやってきています。宿題として出した部分よりも多く、前回やってこなかった子はやってこなかった分も含めて・・・


目頭が熱くなりました。


これを毎回繰り返してや


と念を押して授業を進め、終えました。時には「おいコラ!」と言うことも大切ですが、論理で説得することも効果的なのだなと実感した一日でした。さぁ、これからが大切です。
posted by kokugo1976 at 16:14 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

もっと効率的に勉強する技術!



学習法に関しての本をよく読んでいます。


学習法に関してはやはり、


具体的であるかどうか


というのが決めてです。図解入りであったり、体験談が織り交ぜてあったりといったことがきちんと書かれているかということです。


もっと効率的に勉強する技術!(高島徹治著 すばる舎)


もなかなかの良書です。


タイトル通り、


いかに効率的に学習をするのかといった事が中心に書かれています。目次は


1章 三倍速でゴールに近づく「目標設定法」
2章 「頭を整理」するだけで効率は劇的にアップする!
3章 使える時間が10倍増える「時間活用術」
4章 基礎を最短でマスターする「教材&問題集の選び方・捨て方」
5章 「3回転学習法」でスピード合格間違いナシ!
6章 初心者のための一番簡単な「速読入門」
7章 知識を一気に整理する「マーキング&カード術」
8章 ラクラク覚えられる「高速記憶術」
9章 試験に一発合格する人の考え方と行動習慣


となっています。


1章はぜひとも読んでもらいたい部分です。なんとなく


勉強しよう
資格にチャレンジしよう


と思うのではなく、


どのような動機があるのか


を具体的にあぶり出すための具体的な方法が書かれています。


その他、


3章で、一日の時間割を書き出し、色分けをして再認識するという手法や、そこから大時間、中時間、小時間とわけて、そのそれぞれでどういった学習をすれば良いのかを具体的に伝えてくれています。


時間に関してもそうですが、


三つに分ける


というのがこの本のミソだとボクは思います。


7章では、カード式による学習法、暗記法を紹介しているのですが、そこでも大、中、小の三つに分けて、それぞれがどういった学習に適しているのかを教えてくれています。


また、


4章で、


「軽薄短小は理想の参考書」


となかなか刺激的な言葉を投げかけていたり、盛りだくさんな内容です。学習を始めようとする際にぜひとも読んでもらいたい良書です。




もっと効率的に勉強する技術!




posted by kokugo1976 at 13:49 | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

大学生のためのレポート・論文作成術


二ヶ月ぶりの更新です。


塾も移り、そろそろなれてきたところなので、再開することにします。


まぁ、塾の話はさておき(個別指導から集団にうつったので、生徒との関係性が希薄になってしまいました。あまり書くことがない感じです)、


この4月から晴れて(?)大学生になりました。教員免許を取得するための通信教育です。他の大学を卒業した人間に対しては、三回生から編入という形らしいです。


レポート課題など様々あるために、最近はいろいろな勉強法の本を買いあさり、読みあさっています(当然、大学の授業と並行しながら)。


もっとも実益があったのが、


大学生のためのレポート・論文術

小笠原慶康著 講談社現代新書


という本。ドラゴン桜の桜木が帯を飾っているものです。


本当の基礎からレポートおよび論文の書き方を指南してくれていて、大変助かります。目次を簡単に紹介すると、


1 書き方の約束
2 レポート作成の手順
3 卒業論文の執筆手順
4 文献・資料の集め方と整理の方法
5 よくない論文を書かないために


それぞれにさらに細かく項目がもうけられているのですが、特に役に立ったのは


1 書き方の約束
2 レポート作成の手順
4 文献・資料の集め方と整理の方法


の三つ。


1 書き方の約束


では、具体的なフォーマットを記してくれています。ボクのようにかなりの期間、大学から離れていた人間にとってはありがたいです。「当たり前の事」が書かれている書物って、あんまりないんですよね。


2 レポート作成の手順


では、作成過程の大まかな流れから、読んでもらうためのレポートを作成するためにはどのようなことが必要か、また提出時にはどのような点に注意すれば良いのかが詳細に書かれています(教授の使っているワープロソフトを調べておけという項目は、著者の実体験から来ていることがうかがえます)。


4 文献・資料の集め方と整理の方法


そして、資料を種類に分けて、その集め方を指南しています。役に立ったのはやはり、整理の仕方の部分です。絶版本や百科事典からコピーした資料に関しては散逸を防ぐために、是非とも製本するべきだと書かれています。そしてその方法も図で説明してくれています。


具体的な、あまりにも具体的なありがたい本でした。




大学生のためのレポート・論文術





posted by kokugo1976 at 16:33 | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

・・・泣いてしまいました

・・・泣いてしまいました。


本日、3コマの授業でした。初めということもあり、各学年、かなり気合いを入れて解説したのですが、カリキュラムどうり進まず・・・生徒は寝だすし、私語は増えてくるし・・・見直しをはからないといけないかな、とも思いました。小6はまだ良かったのですが、中三の二クラスが・・・


同僚の先生に相談してみると、


学校よりも進んでいればいいですよ。
極端な話、一回読むくらいで考えておいてもいいですよ。
はっきり言うて、生徒は覚えてないですから。
各回、1ポイントでいいですよ。


・・・おおいにうなずけるところもありながら、けれど自分の信念を曲げることに抵抗を感じ・・・よほどの顔をしていたのでしょう。同僚の先生が上記のような事を話してくれたのは、うちひしがれたボクの顔を見てのことだと思います。こわばった顔を和らげようという気持ちでしょう。


そして、家に帰ってみると・・・


見慣れない一つの手紙が。


前に在籍していた塾の生徒からの手紙でした。みんなで書き寄って、同僚講師に託してくれたのでしょう。


中には、


合格できたのは先生のおかげです。
正直、宿題は多いし、苦手な先生やったけど、入試直前になってありがたさがわかりました。


などなど、長文が・・・
・・・泣いてしまいました。間違っていなかったんだなと。自分の教授法に自信はあります。けれど、限られた時間の中で質を優先させるのか、それとも量を優先させるのか。クラスによって、教えるべき内容に手心を加えるのか、そういった事に本当に悩んだ一日でした。


・・・が、この手紙を読んで、今まで通りいこうと決めました。そうやな、正答率をアンケートとって、間違いの多いものを重点的に解説するというようなスタイルに変えるぐらいのことはするけれども・・・


・・・ということで、なんだか嬉しい一日でした。
posted by kokugo1976 at 23:14 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

新学期開始


新学期が始まりました。


月曜と火曜は結構ラクで、月曜が90分一コマで火曜が120分一コマです。


最初の授業というのは緊張もしますし、気合いも入ります。


今日は中一で、実施したのは「詩」をいくつか。はっきりいって、「詩」はニガテです・・・読まないですからねぇ・・・詩の鑑賞なんていう高尚なことはできないので、


・詩の種類
・表現技法


という「形」を中心に講義しました。あとは基本的な学習態度についてであったり、実際の問題に即した形で、


・選択肢の切り方


を実施しました。知識として覚えるべきところを覚えて、あとは今日使った技法を習得していってくれればかなり点数はアップ出来ると思います。・・・が、「技法」の習得は時間がかかるだろうなぁ・・・


これから一年、長くもあり、短くもある授業にしたいと思います。
posted by kokugo1976 at 22:15 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

五年殺し 五年殺し、十年殺し



さきほどまで呑んでました(笑)


相手は以前在籍していた塾の先生。お互いの塾の近況を話しながらの3時間。とはいえ、塾を離れてから一週間しか経っていませんが。離れたからこその距離感で話せることもあり、なかなかに楽しい時間でした。それにしても3時間、別の話は全くなく、塾での教育のあり方について話すのは心地よいです。自己満足と言われればそれまでですが。


相手の先生はあくまで学生のアルバイトです。けれど彼ほど真剣に在籍している塾で悩んだり、喜んだりする人もいないです。将来、教育に携わろうというわけでもない。けれど目の前の生徒であったり、同僚講師であったりに真っ正面から付き合っている。そして悩んでいる。その姿勢をボクは「美しい」と思います。


もうちょっと打算的になったほうがいいよ
大人になろうよ


という嫌らしい話もしながら。けれど、彼に言ったのは、そしてボクも言いながら再確認したのは、


教育は5年殺し、10年殺し、20年殺し


ということ。関わった生徒が、5年後、10年後に


あぁ、あの先生が言っていたのはこのことか


と思ってくれれば、もしくは教師の教えたことが、無意識の中に沈み込んでいれば、


勝ち


だと思います。ボクはそういう教育を受けてきたから、目指すところはそこです。塾講師である以上、目先の点数というのはものすごく大切です。けれど、ボクはそれ以上の事を目指すようにしています。それが教育の面白さであり、恐ろしさでもあります。


酔っぱらっているためか、とりとめのない文章になってしまいました・・・ご容赦ください。


ちなみに、我が野村楽天は球団初の開幕3連勝。ノリの4安打5打点は近鉄ファンとしては嬉しい限りです。
posted by kokugo1976 at 22:47 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

全テキストそろう


出講塾のテキストが全てそろいました。今日明日は新たに手に入れたテキストの予習に費やすことになります。


三つの塾に出講することになるのですが、それぞれ本当にやり方は様々です。


具体的にカリキュラムを設定する塾もあれば、講師任せの塾もあります。
テキストに関しても、教科書準拠テキストを基本にする塾もあれば、そういったテキストは定期テスト前のみであったり、自習用テキストとして(つまり宿題として)配布する塾もあります。


テキストに書き込みを禁止する塾、原則書き込みという塾、どちらかは講師の裁量に任せるという塾・・・


授業時間も様々です。60分の週2コマであったり、80分であったり、90分であったり、120分であったり・・・。今年一年は様々な塾で様々な形式を体験しようと思ってもいたので、予習やプランニングは大変ですが、かかってこいという感じですね。


とはいえ、やることはどの塾であれ、どのレベルであれ一緒です。ボクの場合は以下の通りです。


1) 主語ー述語関係をチェック
2) 対応関係をチェック
3) キーワードの「+」「−」を把握
4) 接続語
5) 指示語


この五つです。授業を展開していく上で、追加はあるかもしれませんが、この五つを具体的な問題に即してトレーニングあるのみです。たとえそれが教科書準拠であろうが、塾専用テキストであろうが。問題文が異なるだけです。


さてさて、明後日の月曜日から新学期の授業が始まります。なるべく更新しますが、更新出来なければかなりグロッキーになっているということで、ご容赦ください。
posted by kokugo1976 at 21:55 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月02日

点とらせ宣言

毎日の予習に追われています・・・この4月から出講する塾が三つあり、そのうちの一つは春期講習からの参加です。一番最初に具体的な出講日を決めてくれた塾で、テキストについてはもう頂いています。


板書案を作成し、時間配分などを綿密に考えていますが・・・どうしても時間が足りません・・・時間内におさめるのもプロの仕事と考えていますから、春期講習中も反省の日々でした。


国語の場合、はっきり言って、解き方は限られています。英語や数学と異なり、


「まっとうな」解き方


さえ身につければ、中学入試であろうが、大学入試であろうが通用するというのがボクの持論です。塾という「現世利益」を追及する場では、「解き方」を中心に解説するしかありません。はっきり言って


点が取れてナンボ


です。ただ、中一や中二の時点から、みっちりこうしたトレーニングを授業で受けて復習し、日々の音読をやっておけば、中間、期末の点数はもちろんのこと、中三時点で公立高校の入試問題くらいはなんなく解けてしまうとボクは自負しています。それくらいの授業をするつもりです。

posted by kokugo1976 at 21:59 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

英語講師、竹岡広信


プロフェッショナル 仕事の流儀 英語講師 竹岡広信の仕事 “なにくそ!"負けたらあかん』のDVDを観ました。駿台予備学校の英語講師、竹岡広信先生の回です。


『ドラゴン桜』での英語講師のモデルとなったことで有名な師です。ボクが予備校に在籍していた時代は、もうすでに駿台で講師として活躍していらっしゃったようですが、京都中心に出講されていました(今はどうか知りませんが)。したがって、師の授業を受けることはありませんでした。


英単語の覚え方は語源を中心にして、その語のもつイメージを身振り手振りを使って教えていくというもの。有名な話ですが、師が主催する竹岡塾では3年間で約1000語しか教えないのだとか。けれどもそれは全て詳細な説明がついているもの。覚えられないわけがありません。


DVDの中で印象深かったのは、駿台京都南校での授業。聴覚に障害を持つ生徒の為に、授業で話すことのすべてを板書するというもの。授業内容はもちろんのこと、その派生となる雑談も全て板書するというその姿勢には頭が下がりました・・・というよりも、号泣してしまいました・・・スガシカオの歌がまた涙を誘います・・・


「手を抜かないこと、敵はすぐ見抜きます」
「生徒をつぶした、ボクが全員つぶしてしまった・・・」


という師の言葉はボクの胸に突き刺さりました。すでに春期講習で出講している塾もありますが、通常授業は6日(月)から・・・もう一度や二度はこのDVDを観て、自分の教授法を見つめ直し、真摯な態度で臨みたいと思います。




プロフェッショナル 仕事の流儀 英語講師 竹岡広信の仕事 “なにくそ!"負けたらあかん

posted by kokugo1976 at 20:30 | 映画/DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月30日

最後の仕事


28日(土)と29日(日)はこれまで在籍していた塾での最後の仕事でした。


仕事というよりも、無給の奉仕とでもいいましょうか・・・中三生、高三生の卒業を祝う会の準備でした。毎年やっているわけですが、今年はボクも在籍する最後の会ということで、他の先生の
提案により、ダンスを踊ることに・・・


教室長が学生時代、民族舞踊同好会に在籍していらっしゃったので、ご指導を受け、5人の男性講師で踊りました。


元々は、ある男性講師の


卒業おめでとう会に教室長を引きずり出そう


という酒の席での戯れ言から始まったもの。二週間程前になって本当にそれが実現しそうになりました。ボクも参加を打診されたのですが、その時に一つだけ条件をつけました。


やる限りは、真剣に踊りたい


いわゆる「なんちゃって」(死語?)で踊るのは、ボクの生理として許せません。


結果として下手で無様であっても、そこに至るまでの過程は泥臭くありたい。稽古に稽古を重ねたい


という意向だけを伝えました。だからこそボクらは生徒に対してなにがしかのものが言えるのであるし、第一、踊りに対して、教えてくださる教室長に対してあまりにも失礼です。


・・・というわけで、二日に一度は授業後に塾に集まり、皆で時間の許す限り稽古をしていました。ハンガリーの民族舞踊のビデオを教室長に持ってきて頂き、その中から部分的に抜粋して踊ることになりました。時間にして11秒。その前に教室長のソロがあるのですが、それを合わせても30秒程でしょうか。


それだけでは、たとえ完璧にしたとしても「見せ物」としては寂しいので、学生時代に演劇をかじっていたボクが台本と演出を担当し、コント仕立てでやりました。


で、結果としては、なかなか好評。他の先生が映像を残してくれたので、卒業おめでとう会ののちの講師送別会で観て、皆でクスクスと笑っていました。教室長からは最後にお礼の言葉とプレゼントを頂き、その日はかつてない程に酔っぱらって会は終了しました。


新天地できっちりとボクはボクで頑張るつもりです。この塾もさらに発展して頂きたいと切に思う次第です。

posted by kokugo1976 at 20:38 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする