スポンサ ードリンク

2010.05.29

システム現代文ベーシック編『寅さんの教育論』山田洋次

出口のシステム現代文(ベーシック編)新訂版に、
『寅さんの教育論』山田洋次

からとった問題があり、この問題がなかなかに面白い。
ボクがストックノートに記した論旨は以下の通り。


「人が成長するには、いつも変わらない風景と、いつも変わらない人間関係があることが望ましい。変わらない風景や人間関係は心豊かな人間を育てる。ところが、今の日本は大変な勢いで風景が変わっていっている。日本人はそれで幸せなのだろうか。」




第2作 続 男はつらいよ HDリマスター版

解説にはこう書かれてある。


「筆者山田洋次は『男はつらいよ』という映画を撮り続けてきた監督。この『男はつらいよ』の主人公が寅さんであることは、諸君も知っていることだろう。」(出口のシステム現代文(ベーシック編)新訂版p.72)


調べてみたところ、『男はつらいよ』の実質最終作『男はつらいよ 寅次郎 紅の花』は1995年。最終劇場版『特別篇 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花【特別篇】』が1997年。


それに対して、17~18歳である大学受験生は1991~1992年生まれ。


…知っているんだろうか。まず知らないだろう。
いや、だからといって、そのことを指して出口先生の解説をけなそうというわけではない。
『男はつらいよ』を知らない世代がいるということを感じてしまった自分に驚いた。
そういえば、今ボクが教えている生徒は、阪神大震災を教科書の知識としてしか知らない。


劇場公開がされていた当時は、定期的にPRも兼ねてテレビで過去作が再放送されていた。
今ではよほどのことがない限りテレビでみることはない。


一方で、『ルパン三世 カリオストロの城』を知っている中学生もいる。
これは劇場公開は1979年。ボクが3歳のころだ。
ボクも当然知っている。
おそらくこちらは再放送されていたり、宮崎駿、ルパン三世ともに現役だったりするからだろう。


なんだか今日は急に老いを実感してしまった。


ちなみに、この問題文で、


「彼は妹の『さくら』とは違って、父親が芸者と浮気して、その芸者にはらませた子どもだという設定になっているんです」


「寅は次男だから寅次郎という名前です。長男はたいへんな秀才でしたが、中学生の時に死んでしまいました。父親はひたすら長男に期待をかけていて、次男の寅には二言目には、勉強ができない、顔もみっともないと悪口を言う」(出口のシステム現代文(ベーシック編)新訂版問題編p.23)


とある。生みの母親である芸者を演じたのがミヤコ蝶々であることは知っていて、その出演作『続 男はつらいよ


』は何度観ても泣いてしまうのだが、寅さんが次男だったというのは忘れていた。そうだ、次男だったんだ。


まだ全作観終わっていない上に、こうした設定も忘れてしまうのではファン失格である。これからは「観たことがある」程度に言っておくことにしよう。





第2作 続 男はつらいよ HDリマスター版
00:06 | Comment(0) | 参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。