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2010.09.26

劇団ひとり 陰日向に咲く

陰日向に咲くを観た。

劇団ひとりの同名小説を、岡田准一主演で映画化したもの。
小説は短編の登場人物をそれぞれ少しずつ関連付けていたが、
それぞれが明確な関連をもつ。

主人公は、岡田准一演じるバス運転手。
日々の出費を詳細につける彼の姿から物語は始まる。
一見、堅実な人間に見えるのだが、
その出費がおよそ堅実な人間のそれではない。

缶コーヒーのアイスと間違ってホットを買ってしまい、
合計240円。
なぜか同僚の女性に買わされてしまったお守り
〜円。

彼が出費の詳細を手帳にメモするのにはある理由があった。

陰日向に咲く

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彼は無類のギャンブル好きで、多額の借金を作っていたのだ。
実家の父親に借金を立て替えてもらうだけでは足らず、
会社の上司に借金をし、それを返済に充てた。
上司に対して堅実な生活を送っていることを証明するための手帳だったのだ。


そんな彼がある日、ストリップ劇場に出入りしようとする女性(宮崎あおい)と出会う。
彼女の母や、かつてその劇場で漫才師として研鑽を積んでいた。
母が亡くなり、その相方を探そうと劇場に入ろうとするも、
その勇気がない。


二人は一緒に入り、母親の相方を探すのだが、
もう何十年も前のこと。
見つかるはずもない。


そして、それぞれがそれぞれの生活に戻ったとき、
意外な形で再会を果たす…


その他にも、小説に登場してきた様々な人物が出てくる。
ホームレスにあこがれるエリートサラリーマン、
モーゼと呼ばれるホームレス、
25歳のアキバ系アイドルを熱心に追い続ける同じく25歳の男性。
そうそう。主人公は借金の揚げ句、オレオレ詐欺を働こうとする
(これは原作第一話だったかのエピソード)


どこかで聞いたことのあるエピソードだなと思っていると、
小説版を読んでいたことに途中で気付いた…


短編集を一本の映画にするために、
話にまとまりをつけようとしている。
ただ、それがあまりうまく機能しているとは思えなかった。
ある程度のオチがわかっているからなのだろうか。
原作ではさりげなかった、人間の関わりが
ガッツリとしたものになっているのが、どうもなじめなかった。
そのくせ、アキバ系アイドルの話は、本筋には絡むことはなく、
他の物語だけが収斂していく。
まぁ、この話を他の物語とつなげようとすると、
ご都合的になるか、それとも更に長くなるかのどちらかだろう。
ならいっそのこと削っても良かったのでは?
原作を知らない方がやはり楽しめると思う。


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