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2010.11.21

小鹿良太著「18ポイントで入試古文が解ける」

中学生が自学自習をするための参考書としていいものはないか
と、手元の参考書を見てみると、

18ポイントで入試古文が解ける

という本があった。

現在では、

高校入試合格へのベストアプローチ古文―出るとこ攻略で本番に勝つ! (シグマベスト)

と名前を変えて出版されている模様。

構成は以下の通り。

第一章 これだけやれば入試古文が読める!
 1 歴史的仮名遣い
 2 助動詞「けり」と「き」
 3 助動詞「なり」と「たり」
 4 係り結びの法則
 5 助動詞「む(ん)」
 6 助動詞「ず」
 7 接続助詞「ば」
 8 助動詞「ぬ」
 9 敬語
10 助動詞「べし」
11 助動詞「まし」
12 助動詞「じ」と「まし」
13 助動詞「らむ」と「けむ」と「な+む」

第二章 あなどれない入試古文の急所!
14 格助詞「の」と「が」
15 疑問と反語
16 会話文
17 動作主
18 和歌の修辞



各ページの下部に重要単語の説明があり、
さらにその例文は上記の文法項目で使った例文とリンクしている。


例文だけを取り出して読み込めば、
入試に必要な文法および単語を身につけることができるという構成。
なかなかに練り上げられた参考書。


ただ、それはさらりと書かれてあるので、
きちんと勉強をする中学生(…いるのか…)ならともかくも、
ふつうの中学生なら、覚えることの多さに驚き、
さじを投げるだろう。


前述したように、古文単語と文法がリンクしているので、
実際には覚える量は少なく、むしろ効率的なのだが。
例題および練習問題の量も豊富で、当然のことながら、全訳もついている。
全152ページの薄いものだが、現在の中学生にとってはオーバーワークか。


適切な指導者の元で学ぶには一番手ごろな参考書兼問題集だと思う。


したがって、使うべき対象者としては、


中学生
 自学自習→充分に時間も学力もある、中学二年生もしくは三年生
 指導者がいる場合→他科目とのバランスを考えながら、適宜、確認テストを出す指導者がいる場合





高校生
 高校古文の入り口として、基礎力の不安な高校一、二年生。
 大学受験用の参考書を使用するも、わけがわからないという高校三年生


といったところだろうか。
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