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2010.12.07

土屋博映著 さくっと古文単語123 その2

さくっと古文単語123

さくっと古文単語123

価格:945円(税込、送料別)


昨日、紹介した古文単語集の続き。
本書を利用した学習方法について書いておくことにする。

学習の要点としては、

ただただひたすら繰り返すこと。

その一点である。

では、どのようにして繰り返すのか。

参考になるのは、

本当に頭がよくなる1分間勉強法

そこで言及されているのは、

一単語につき一秒しかみない。
それをひたすら繰り返す

というもの。

じっくりじっくり、ちまちま読んでいるのでは、
暗記物は頭に入ってこない。
ましてや語学ならばなおさら。

書かれてある情報を全て理解して覚えようとすると、

覚えなければいけないというプレッシャーがとんでもなく襲いかかってくる。

本書の場合は、原則一単語一ページ。

まず頭に入れるべきは赤字の部分。
赤字は代表的な意味なので、一ページを一秒かけて、次のページに移る。
そして、一気に最後まで駆け抜ける。



目次だとか何だとかも含めて全部で174ページあるので、
それもふくめても174秒。
ということは約3分。


一度に全てを覚えようとしてはいけない。


まずは「ながめる」こと。


一日3分くらいの時間はどれだけ忙しい高校生でも捻出できるはず。


理想を言えば、朝に一回転、夜寝る前に一回転、
合計二回転の6分間を捻出してほしい。
(捻出というほどでもないか…ただ、一日にやりすぎないこと。
 すいすい進むと思って、一日に10回転もしていると、
 数日後はやらなくなってしまっているのが多い。
 多くても三度くらいにとどめて、
 一ヶ月続けることに専念して欲しい)


そして、週の最後の日に赤のチェックシートを使って、チェックをする。
一週間かけて大量にインプットしたものをアウトプットする作業。
このチェックも時間をかけてはいけない。

即座に(約一秒)出てこなければ、答えをチェック。

次の単語に進む。



高速でインプットをして高速でアウトプットをする。



それが単語学習の肝である。



一ヶ月繰り返すと全ての単語を60回観ることになる。


それだけみれば結構頭に入っているはず。


そこから次の段階。


一単語一秒の大量高速インプットと並行しながら、
単語の解説を読んでいく。
これも余り時間をかけてはいけない。
一単語10秒もかければ多い方。
単語の意味は結構頭に入っているはずなので、
解説を読むことで、理解が深まり、知識が定着する。


一般的には、


理解→記憶→定着


の順番なのだろうが、


記憶→理解→定着


をオススメする。
ある程度知識がないと、どれだけ簡潔であったり詳細であったりの説明があったとしても、
意味がないとボクは考えるからである。


全ての単語の解説を読み終えたら、
例文の訳出に入る。
ただ、222とは異なり、文法的な解説がないので、
文法の学習が進んでいないのであれば、後回しにしてもよい。


単語の学習という観点から言えば、
だめ押しとして問題集をやればよいのだが、
この単語集には、問題演習が付属しているわけではない。
したがって、問題集の登場となるわけだ。


土屋先生の解説した問題集としては、


土屋の〈超頻出〉総合古文演習




がある。


単語の解説は同じ著者によるものであり、さらに記憶の定着がはかれる。
単語以外に基礎文法、単文解釈、文学史など目白押しの一問一答総合問題集で、
アウトプット用の問題集として最適。
英語の総合問題集は様々に出版されているが、
古文の総合問題集はなかなかないので、オススメである。
ボクの持っている限りでは、他に、


おまかせ!総合古文問題演習




があるくらい。


…と、ここまで説明してきたが、
この単語集、どうやら絶版らしい…
桐原書店のwebサイトには「売り切れ」の文字が…


楽天ブックスには在庫がないが、
アマゾンではいまだに現役(2010.12.7現在)。
マーケットプレイスという中古を扱う部門でも売っているので、
もし購入を考えているのなら早めに手に入れておいた方が良いと思う。


222はいまだに現役で、かつ購入者も多いだろうから
中古市場でもかなりの数、安い値段で出回るだろうが、
本書はそうはいかない。
「あの」土屋先生の参考書が初版からたった四年で絶版か…
時の流れというのは恐ろしい…



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