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2011.09.09

自炊代行について

二回にわけて、書籍自炊のメリット、デメリットについて書いてきた。
で、問題は自炊代行業者の存在である。
一冊100円程度で、本の裁断およびスキャンを代行してくれるというもの。

先日、書いたように、
書籍の自炊をするには、初期投資も時間もかかる。
それを一冊100円くらいで代行してくれるのであれば、
お願いしたいというのは、わかる。

本の冊数が多ければ多いほど、
時間がかかる。
その時間をカットできるのであれば、
一冊100円でなくても依頼する人もいるだろう。
蔵書家の方であれば、
本の置き場所というのはいつも頭を悩ませるところだろうし。


とはいえ、ボクは自炊代行に依頼しようとは思わない。
というのは、
手元にデータのない時間が存在する
からである。

自炊したい書籍を梱包して送る。
業者がデータ化して、
送り返す。

この一連の流れが
果たしてどれくらいの期間で行われるのかわからないからである。
したがって、
もし依頼するとしても、
当面の間は必要のない書籍。
・・・ということは、やはりデータ化の必要のないものではないか。
捨てるなり、売るなりしても問題のない書籍ということになるのでは?
いやいや、数年後必要になるかもって書いたじゃないか。
その「必要になる」というのは「突然」やってくる。
その数年ぶりの「突然」に対応出来ないのであれば、
つまりは手元にないのであれば、
意味がないことになる。

ボクの場合は、

明日必要だから、今夜中にデータ化しておく

ということが多い。
おそらく、自炊代行業者はその要求には答えられないだろう。

まぁ、しかし、こういうのは
紙の書籍と電子書籍の棲み分けがきちんとされるまでの
過渡期だからこそ出てくる問題なのだろう。

出版社から電子書籍がきちんと出版されるのであれば、
自炊代行業者は消えてなくなるだろう。
以前にも書いたが、書籍をデータ化することで、
逆にボクは書籍の購入点数が増えた。
代行業者に代金を支払ってデータ化した書籍を
インターネット上に無料で配布する人間も出てくるかもしれないが、
そういう人間はもともと本を買わないのではなかろうか。

自炊そのものは、
置き場所の心配をしなくていい
という意味で、業界(?)に
利益をもたらすものだろう。
・・・とはいえ、ずっとこのままが続くのも
少々しんどい。

出版社同士で電子書籍の統一フォーマットを決めて
(PDFでも、epubでもいいから)
安価で買えるようにしてもらえれば、
もっともっと書籍は流通すると思うんだが。
自炊するよりも、代行業者に頼むよりも安価で。
そうなれば、ユーザーはどんどん購入するだろう。
結果的に代行業者というのはニッチな産業となり、
先細りするのではないか。

使い手側からの横暴な、一方的な意見だが、
電子書籍が広く行き渡るための統一的な指針を
決めて実行することの方が求められていることだと思う。

紙の書籍も決してなくなりはしないだろうし。
要は 棲み分けの問題だろう。

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