スポンサ ードリンク

2011.09.23

望月光のトークで攻略古典文法vol.1

望月光のトークで攻略古典文法(vol.1)読了。
語学春秋社のCDセミナー、GOESをMP3ファイルにして書籍化したもの。
著者が望月光先生だから、きをてらうことなく、
極めて当たり前のことを、真っ正面から解説している良書。

問題は、

使いどころ

だろう。
構成は、以下の通り。

第1講(1) 用言のポイント/基本問題
第1講(2) 用言のポイント/入試実践問題
第2講(1) 過去・完了の助動詞/基本問題
第2講(2) 過去・完了の助動詞/入試実践問題
第3講(1) 助動詞「る・らる」「す・さす・しむ」/基本問題
第3講(2) 助動詞「る・らる」「す・さす・しむ」/入試実践問題
第4講(1) 推量の助動詞1/基本問題
第4講(2) 推量の助動詞1/入試実践問題
第5講(1) 推量の助動詞2/基本問題
第5講(2) 推量の助動詞2/入試実践問題





各文法項目で、

・「基本問題」として文法問題
・「入試実践問題」として長文読解問題

がそれぞれ出題され、音声および書籍で解説という流れ。

文法の問題集として使うとなると、
解説は充分だが、その分問題数が少ない。
古典文法実況中継の演習編として利用するには、問題数が少ない。
実況中継の知識を定着させるための問題集としては、

基礎から学べる入試古文文法

の方が適している。
かといって、基礎からの古典文法では扱っていない項目も扱っているため、
やはり、使い所が難しい。

読解の問題集としても、一冊につき5題とやはり少ない。

あるていど文法事項が分かっている学習者にとっては、講義CDというのは、
時間がかかるだけで得るものが少なかったりする。
効率が悪くなるというわけだ。

そういった観点から考えると、
初学者は次のような流れで学習すればよいのではないだろうか。
文法項目別に学習するというやり方である。

1)New望月古典文法講義の実況中継(上)改訂版

2)望月光のトークで攻略古典文法(vol.1) 基本問題編

3)基礎から学べる入試古文文法

4)望月光のトークで攻略古典文法(vol.1) 入試実践問題編
  (全ての文法項目を終えてから)

項目立ては共通しているので、問題はないだろう。
全ての文法項目をやり切ってから、
実力試しという意味で、入試実践問題に取り組むのが良い。

1)では、「理解」に努める。
空き時間で付属のCDを利用するのもいいだろう。

かといって、実況中継シリーズではおなじみの「わかったつもり」の状態でとどまる可能性が高い。
それを解消するための方法が2)。
演習問題というアウトプットで記憶を定着させる。
この段階で、「講義CD」という側面が効いてくる。
実況中継の黙読では見落としていた点が、
講義CDによって呼び起こされることがあるからだ。
まだ知識が定着していない段階での音声による学習は効果が高い。

そして、数多くの問題にあたることによって
知識のさらなる定着を図るのが3)。

全ての文法項目をやり切ったら、今度は読解に移るので、
その準備として、入試実践問題編に取り掛かればよい。

きちんとやり切れば、危なげのない古典文法の力がついているだろう。

問題は、参考書全5冊が必要となってくるので、
費用がかさむというところか。
6000円ほど…
アマゾンの中古を利用すれば少々安くはなるが、
まぁ、それでも予備校の講習なり授業なりを取ることを思えば
十分安い。





21:28 | Comment(0) | 参考書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。