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2012.01.12

土屋の古文単語222



かつて日本で一番売れた古文単語集といっても過言ではないです。
この本にボクがわざわざ説明を加えるというのもおこがましいですが。
まずは、本書全体の構成は以下の通りです。


■はしがき
■目次
■古文単語222語の解説
■土屋の古文書き読み単120
■呼応の副詞
■敬語/枕詞
■索引


以上のような構成となっています。
メインは古文単語222語の解説です。
1語につき1ページを割いて解説しています。
その1ページの構成は以下の通りです。


■単語/意味(一義)/漢字
■例文
■例文の訳
■例文の解説
■単語のイメージ
■単語解説
■応用


具体的に書くと以下のようになります。


■あはれ/しみじみと感じる
■烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり(枕草子)
■烏が寝場所へ帰ろうとして、三つ四つ、二つ三つなど(つれだって)飛びいそぐのさえしみじみとした趣がある。
■寝どころ=寝場所。烏の=主格。「飛びいそぐ」にかかる。さへ=添加の副助詞
■対象と一つにとけあうように、しみじみとする
■あはれ!という、感動から発声したもの。深い、しみじみとした感情をこめるものである。基本的には、あわれさをさそうところにある。そこから、1)しみじみとした趣がある、2)かわいい、3)物悲しい、などという意味があてられる。対象は秋の情景であり、悲しい別れであり、小さくて愛情のもてるものなど、さまざま。をかしと対照的なものとしてとらえておくのがよい。多義語なので、文脈に応じた適訳を施すこと。
■あはれは深い感動である。それを念頭に、柔軟な姿勢でとりくむこと。「しみじみと感じられる」などとしておこう。あはれがるならば「感動する」の意である。


これが1ページに詰まっています。なかなかの情報量です。
古文単語集でどれか一冊を、となれば迷わず薦める一冊です。
確かにこれだけで…というのは無理があります。
ただ、それは市販されている全ての単語集に言える事です。
単語集の使い方というのは、
辞書を使うよりも省エネルギーで、基本語を身につけることにあります。
足りないものに関しては問題演習をしていく中で覚えるしかありません。

では、この単語集だけの場合の使い方の一例を挙げておきます。

1)一日に進める語数を決める。
  (五個や十個という単位ではなく、三十、四十、五十と多めにした方が良いです。
   記憶は、「少なく、集中して」というのではなく、「多く、何度も」することで定着します。)

2)目次を見て、当日の該当範囲を音読する
3)該当範囲を黙読する
4)2)の作業をもう一度→これで一日目終わりです。
5)前日の2)の作業をもう一度行なう
6)当日の該当範囲で2)の作業
7)当日の該当範囲で3)の作業

こうした作業でとりあえず、一通りは目を通す事ができます。
ここではあまり覚えようとしてはいけません。
「理解しよう」という意識を働かせて下さい。

二回目は今までと同じ作業ですが、目次ページの意味を覚えるよう意識をしてください。
それが二回目の到達目標です。
ここでさらに例文の音読も交えていきます。

三回目も今までと同じ作業を繰り返します。
今まで覚えていなかった目次ページの意味を覚えるよう意識をしてください。
二回目と同じく例文の音読も交えます。
その際には、例文の意味が取れるようにしましょう。
例文の訳ができるようにするというのが三回目の目標です。

四回目はこれまでの作業に加えて、応用部分の派生語も覚えるようにしましょう。

ここまで繰り返して、最後に目次を再確認しましょう。
そこで覚え漏れがないかどうかをチェックします。
まだ覚えきれていないものがあれば、五回目の作業に入りましょう。
覚えているから大丈夫、ととばすのではなく、
すでに覚えたものも念入りにチェックしておきましょう。

完璧にできた…というところで長文読解などの問題演習に入りましょう。
読解の中で覚えていなかった単語は覚えていきます。
わからない単語があったら、答え合わせの際に本書で辞書的に確認してみましょう。

古文単語の核を作って、問題演習時にも手放さず参照する

という使い方がベストです。


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