スポンサ ードリンク

2012.02.06

シャカリキ 7(文庫版)



さて、自転車マンガの名作シャカリキの紹介も最後となりました。
文庫版最終巻はツール・ド・おきなわの決着がつきます。
構成は以下の通りです。


1)野々村テルvsハリス・リボルバー
2)野々村テルvs鳩村大輔
3)野々村テルvs由多比呂彦→ツール・ド・おきなわ決着
4)エピローグ


またまた構成を書くだけで
展開が予想されてしまいます…
しょうがない所でしょうか。


1)野々村テルvsハリス・リボルバー

セカンドウインドに目覚めた野々村テル。
ハリス・リボルバーとの山岳王勝負に決着がつきます。
前巻からの流れでここは想像がつくところ。

ただ、周りの人間の反応が面白いです。
早すぎたツンデレこと由多監督のガッツポーズと
ライバルの勝利に静かにガッツポーズをする
由多比呂彦の姿は名シーンです。

さて、今作でのツール・ド・おきなわでは、
山岳賞は二つ設けられています。
一度目の山岳賞は決定しましたが、
二度目の山岳賞がまだ決定していません。
次の山岳賞に向けての勝負がさらに繰り広げられます。


2)野々村テルvs鳩村大輔

二度目の山岳賞争いです。
これがもうえげつない。
野々村テルと鳩村大輔というチームメイト同士の戦いです。
この辺りから、
野々村テルが「坂バカ」という表現から、
鬼気迫った感じの選手として描かれていきます。

行き過ぎると良くないというか、
曽田正人作品の主人公に共通するところでしょう。
当初は、その能力なり集中力に魅力を見出すものの、
それが常軌を逸していることに周囲が気づき、
ついていけなくなる…。
そんなところが描かれます。


3)野々村テルvs由多比呂彦→ツール・ド・おきなわ決着

そんな人間離れしたものを見せつけた野々村テル。
作者、曽田正人にはまだまだ選手が控えています。

それは当初からきっちりと描いていたライバル、
由多比呂彦です。

クライマーである野々村テル。
対して、
スプリンターである由多比呂彦。

ジャンルは違えど、由多も野々村テルと同じくらい
常軌を逸した選手として描かれています。
その二人の直接対決。

それぞれの得意分野で対決をしたあとに残るものは…
そして決着がつきます。


4)エピローグ

ツール・ド・おきなわが終わり、その後が描かれます。
それぞれが自分の現状を把握し、
次に向かって成すべきことを決めていくという話です。
その中で、野々村テルは…?


連載が1992年〜1995年と、
20年近く前の作品ですが、
いまだに自転車乗りを魅了してやまない、不朽の名作といって良いでしょう。
自転車マンガとして読むなら、
まずはこのシャカリキをオススメします。



この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。