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2012.02.12

ベルヴィル・ランデブー




監督・脚本:シルヴァン・ショメ
製作:ディディエ・ブリュネール
音楽:ブノワ・シャレスト
美術:エフゲニ・トモフ
アニメーションスーパーバイザー:ジャン=クリストフ・リー
出演(声)ジャン=クロード・ドンダ/ミシェル・ロパン/モニカ・ヴィエガス
製作年:2002年
製作国:フランス・カナダ・ベルギー
収録時間:80分


全編にわたって、本当に物悲しい映画でした。
セリフがほとんどなく、
登場人物の表情や造形で魅せる作品です。

舞台はフランス。
早くに両親を亡くした、ある少年。
孤独な彼を元気づけようと
彼の祖母は様々なものを買い与えます。

しかし、
彼は興味を示しません。

少年の父親が自転車に乗っていたことを思い出したおばあさんは、
彼に三輪車を買い与えます。
ようやく興味を持ち始めた…
どころか、狂喜乱舞して三輪車を動かしはじめる少年。

その三輪車は、やがて少年の成長とともに、
自転車に替わります。
少年は自転車ロードレースの選手となり、
おばあさんはそのコーチとなります。

そして二人してツール・ド・フランスへ。



ところが、試合の最中に彼は連れ去られてしまいます。
彼を取り戻そうとしたおばあさんは、
愛犬とともに見知らぬ土地へと旅立ちます。

…無一文で。

なんのために彼は連れ去られたのか?
はたしておばあさんは彼を連れ戻すことはできるのか?


物語としては、
単純明快な話です。

けれどなんででしょう?
この作品のもつ、哀しさ、切なさは…。
極端にデフォルメされたキャラクターにあるのか、
ほぼしゃべらず、表情だけで表現する手法にあるのか。
なんともいえない、独特の世界観をもった、
不思議で切なく、面白い映画でした。


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