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2008.05.27

ドラゴン桜 1巻


 一時期「東大入試のバイブル」のように騒がれた、『ドラゴン桜』をイーブックオフで大人買いして読んでみました。
 
 
 (ちなみに、ブックオフの系列会社なのでしょうが、イーブックオフとブックオフオンラインは別会社なのだそうです。イーブックオフはネット専門の書店で、ブックオフオンラインは既存店舗が運営しているのだとか)
 ブックオフオンライン
 eBOOKOFF



 さて、その第一巻ですが、舞台はは少子化により経営が行き詰まったある私立高校です。当初、この高校は女子高としてスタートしたものの、少子化の影響が大きく、共学にしたという設定です。積極的に設備投資をし、スポーツ優先を掲げた揚げ句、大きく定員割れを起こし、ついには経営破綻してしまったのだとか。
 
 
 再建策の一環として「東大進学」を看板に超進学校へと変貌するその様を描いていく・・・というのが物語のはじまり。
 
 
 1巻を読む限りにおいては、
 
 
 1)いかに龍山高校が経営を立て直していくのかという物語
 2)特進クラスの生徒達が東大合格に必要な気力体力知力を身につけていく物語
 3)個性的な教師陣の過去を探っていく物語
 

など、様々な展開を考えていたのだと思います。ところが、話が展開していくにつれ、


 「東大合格のための具体的なテクニックを」
 
 
求める声が多かったために、物語を2)に特化させて、その他は合えて触れないようにしたのではないでしょうか。


 例えば、数学の柳鉄之介という教師が登場します。かつては東大に何百人と送り出した、柳塾の塾長で「つめこみこそが真の教育である」が信条という教師です。
 
 
 普通なら、彼の塾はどうしてさびれてしまったのか、そして彼と桜木弁護士との関係は? というのが語られてもいいでしょうし、そのための伏線を張っているんですね。また、これは2巻ですが、英語の川口教師は抜群の指導力があるのに前任の高校を退職ではなく、クビになったのだそうです。そのことを桜木がいぶかしむコマがあります。これも今後の展開に対する伏線といっていいでしょう。
 
 
 ただ、そうした物語に踏み込んでいくと『スラムダンク』などの勉強版になってしまうと感じたのでしょう。次第にそうした話はフェードアウトしていきます。
 
 
 あらためて読むと様々な発見があります。
 
 
 ちなみに、英単語カードを描いたコマがあるのですが、その際の単語は「vagabond 漂流者」。モーニング連載の本作はこういうのをちょいちょい入れてくるんですね。
 
 
 
16:40 | ドラゴン桜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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